By matabe, 12 12月, 2024
Title
京都旅3日目覚書2(東寺)
東寺

大徳寺編よりつづく

今宮神社からタクシーで直接入りました

国宝・五重塔

五重塔
国宝・五重塔を下から見上げる
  • 東寺といえば五重塔です。新幹線からもよく見える
  • 初代は826年竣工、4度の焼亡と再建を繰り返し現在は5代目
  • 今回、特別公開で初層内部にある金剛界4仏と八大菩薩を拝観できた。心柱を大日如来に見立て、真言密教の曼荼羅宇宙をコンパクトに収めたというところだろうか
  • 地震で倒壊の事実はないので耐震構造は優秀。最上層まで積み上げ構造で木材同士も切り組みや単純な釘打ち程度で緊結されていない柔構造だからだそうです。これが1200年前の技術とは!です
  • 瓢箪池を手前に配した五重塔はおきまりの撮影スポットだが、今回は紅葉の隙間からうかがう塔をタイトル画像にした
  • 四仏坐像
四仏坐像
五重塔の初層(特別拝観)

国宝・金堂

金堂
金堂
  • 薬師三尊。左から月光、薬師如来、日光と十二神将が見事です
  • 東寺一山の本堂にあたる。1486年に焼失したあと今の堂は豊臣秀頼の発願。1603年竣工。桃山時代の代表的な建築 (パンフレットより)

 

 

重文・講堂

講堂
重文・講堂
  • 825年に弘法大師により着工され835年完成。その後台風や地震などで大破。1486年の土一揆による戦火で焼失。1491年に再興  (パンフレットより)
  • 室町時代 純和風
  • 立体曼荼羅 すごい迫力!やっと実物を見ることが出来た
    • 左から阿弥陀如来、大日如来、宝生如来
      • 目をしっかり開いて優しい大日如来
    • 両脇の不動明王や金剛が国宝

 

立体曼荼羅
立体曼荼羅(講堂)

国宝・大師堂 西院御影堂 南北朝時代

  •  弘法大師の住房だった
  • 1380年再興。1390年国宝・弘法大師像を収める礼堂と中門を加える
  • ここには拝観していない

 お掘りを渡って少し離れた観智院に向かう

観智院 

観智院は東寺一山の勧学院。「勧学院」とは平安時代に設けられた藤原氏出身の学生のための教育施設から来る。所蔵する密教聖教の量や質は我が国最高と言われていることや、東寺は真言界でも優れた学僧を輩出したことなどから徳川家康は真言一宗の勧学院と定めた。という歴史があるそうです (パンフレットより)

観智院
国宝客殿から見た・石庭
虚空蔵
パンフレットより
  • 5代虚空蔵尊 847 中国から持ち帰る
    • 左から、かるら、孔雀、馬、象、獅子に乗っている菩薩像

 

京都駅に向かう。10分くらい歩くと近鉄京都駅の東寺前駅 10分もかからず京都駅に帰る これで今回の京都旅もほぼおしまい。とにかくよく歩きましたが無事予定通りでなによりでした

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